2015年8月21日金曜日

コピペとパクリ


 冠たる中国をも凌駕するのではないかと心配してしまう昨今の疑惑。日本のマスコミは集中豪雨的報道が終わると続報がほとんどない。昨年今頃喧しかった、一人を自殺に追いやったコピペの小保方事件は本当の意味では決着とはいえないのみならず、早稲田の留保条件付き学位取消はどうなったのかに、最早触れられない状況。


そうしたときやってくれました、新国立競技場だけでなく2020
年東京五輪エンブレム問題。商標登録がどうだとか種々いうがやはり懸念が拭えない。と思っていたら、サントリーのトートバックや動物園、美術館などなどまさに疑惑の殿堂。そのトップが佐野何とか・・・。いやしくも組織の長、ましてや最もオリジナリティが求められるクリエイティブな仕事に携わる人物が、部下の責任にしたりでとてもまともと思えない態度だ。サントリーも佐野側からの申し出だけを外すという中途半端な対応で糊塗しようとしている。

商標問題にイギリスアップルレコードとご存知アップルコンピュータがある。詳細は略すが共に「りんご」をモチーフとしたデザインの問題で何十年と争った。

昨今、特に世間から信頼されなければならない自身の立場をわきまえない者の言動が多すぎる。弁護士の不祥事も呆れるほど多い。一物を切り取った弁護士になろうとしていた男もいれば、被害者の弁護士になった動機がフェラーリが買える・・・だったと週刊誌が報じているが、法律を金儲け手段としか考えないどこかの市長のような法匪が跋扈していてゆゆしき問題なのだ。

国会議員の質低下は小選挙区比例代表並立制の問題が大きいといえるが、またぞろ未公開株の国会議員枠云々と有りもしないことで金を集めた輩がいて、自民党に離党届、で幕を引く魂胆だろうが許すわけには行かない。

本来人間として最も大切な尊厳を少しも省みない行動を平然と行ってしまう風潮に、厳しい目を向けなければならない。ことさらブランドに弱い我が国の人達は、人物やものの本質を見極める「目」を自身で磨かないと不利益を被ってしまう危険が大きいことに気付かなければならない。

*東京オリンピック誘致運動時のピンバッジ

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